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HSP働き方戦略室|明日から使える処方箋をあなたに。

HSPの方にとっての適職:転職は最良の手であるのか?

 昔から、繊細な性格・敏感な感覚を抱えていて、仕事をしている中で、疲れやすかったり、人の言葉に傷つきやすかったり、更には自己否定が続いていたり…そんな悩みを抱えていませんか?もしかすると、それは5人に1人に当てはまるHSP(Highly Sensitive Person)かもしれません。(HSPの特徴については、以下のリンクから詳細をご覧ください。)

HSPについて・自己診断チェック

 HSPについては、著者は限られているものの、徐々に本の出版数が増えてきました。その中で、よく見るのがHSPにとっての適職」というテーマです。

 今回は、当該テーマに基づき、記事を書きたいと思います。今後、就職活動されるHSPの方にとっては参考になるのではないかと思います。一方で、HSPを自覚するのは社会人になってからの方も多いでしょう(私自身も社会人になってから、自覚しましたので…)。

 そこで、適職を求めて転職をするのは最良の手なのか、考察を加えてみました。この点については、私の転職活動の経験や周囲の転職者の経験を踏まえて、説明します。結論からお伝えすると、「あまりに過酷な状況(心身状態が既に悪化しているなど)を除けば、転職を決断する前によく検討すべき。」です!

HSPの苦手なことについて

 繊細で敏感な性格を持つHSPの方は、非HSPと比較すると、仕事や私生活において、共通した苦手なことがあると言われております。

 そこで、長沼(2018)を参考に、HSPの方にとっての「三大苦手」を、以下のとおり整理してみました。

 

【HSPの方にとっての「三大苦手」】

・1度に複数の仕事をこなすこと(マルチタスク)が苦手

・決まっていた予定や方向性などが突然変更された場合に対応することが苦手

・納期などの時間制限が設けられることが苦手

*上記3点に係る場面例:会議で矢継ぎ早に質問されること

参考:長沼睦雄(2018)『大人になっても敏感で傷つきやすいあなたへの19の処方箋』SBクリエイティブ

 誰にでもいえることですが、苦手なことが重なると、疲労は人一倍溜まりやすくなります。

 HSPである私自身も、上記の3つの苦手事項は、とても当てはまります(特にマルチタスクは非常に苦手です)。逆に、自分が仕事の中で得意だと思うことは、資料の作りこみやプレゼンテーションなどであり、一つのことを仕上げる・成し遂げるために、徹底的に集中できる(集中せざるを得ない)仕事では、真価を発揮できていると思っています。

 

HSPの適職について

 前項目では、HSPの方にとって苦手なことを整理してきました。

 一方で、HSPの方は、ひらめきやセンス、感受性といった直感力に優れている傾向にあると言われています。

 そこで今度は、長沼(2016)を参考に、HSPの方にとっての適職を、以下のとおり整理してみました。

 

【HSPの方にとっての適職】

・画家や音楽家、詩人、小説家、写真家、俳優、舞台監督や映画監督などの芸術家(HSPの持つ豊かな情感やイマジネーション、鋭い感受性やひらめきを活かせる仕事)

・デザイナー、カメラマン、コピーライター、イラストレーターなどのクリエイティブな業種(ひらめきやセンス、感受性といったものが要求され、1人で机や作業台に向かって自分のペースで行える仕事)

・企画営業などの自身の企画をクライアントに提案する職種(一般組織における、アイデアやひらめきを大切にする仕事)

・商品の開発や商品の欠陥チェックなどの敏感なセンサーを用いる職種(一般組織における、敏感な感覚や直観力、粘り強さを活かせる職種)

参考:長沼睦雄(2016)『「敏感すぎる自分」を好きになれる本』青春出版社

 

適職を目指し、転職するのは最良の手なのか?

 本項目では、適職を目指し、転職するのは最良の手なのかということを考えていきたいと思います。
 以前読んだことのあるHSPの関連本では、「転職しても良いことを前提に仕事をすること」や「自分を守るために転職すること」を肯定されていました。
 一方で、私は冒頭述べたとおり、あまりに過酷な状況(心身状態が既に悪化しているなど)を除けば、転職を決断する前によく検討すべき。」であると考えております。

 それは、適職にありつける確率は非常に低いと考えるためです。

 まずは、前項目で整理してきた「HSPの苦手なこと」について、現実的な視点を踏まえ、考えてみましょう。果たして、「HSPの苦手なこと」を避けられる仕事はあるのでしょうか。あくまで、私の考えとなりますが、「組織に所属する以上は、期待しすぎない方が良い」と思っております。これは、私生活においても避けられない場面が出てくると思います。

 次に、前項目で整理してきた「HSPの適職」について、現実的な視点を踏まえ、考えてみましょう。HSPの適職は、クリエイティブな業種や職種が示されていました。果たして、転職することによって「HSPの適職」にありつけることができるのでしょうか。この点についても私の考えとなりますが、「前職がクリエイティブな専門職等でない以上、適職にありつくことは非常に難しい」と考えます。また、「転職先も組織である以上、社内の人員配置や異動の関係で、適職であり続けるのは非常に難しい」とも考えます。

 私も社会人3年目に転職活動をしたことがありますが、職歴の観点から、「HSPの適職」には書類選考の時点で通過することができませんでした。また、HSPにとって、何よりも大事なのは「人間関係」だと思います。転職したとしても、どうしても職場の環境までは選択することができません。採用担当の友人に話を聞いたことがあるのですが、転職は、短期間で繰り返せば繰り返すほど、後の転職活動で不利になるということは紛れもなく事実となります。転職活動で面接を経たとしても、相手の会社の本質が見えない中で、HSPの方が安易に転職の判断を下すのは、リスクが高いことだと考えます。
 また、私の友人においても、転職をした方もいます。もちろんのこと、転職後の満足度が高くなった人もいますが、その一方で、以下のような人もいました。

友人A
はじめの部署は求めていた仕事であったものの、異動後は希望の仕事でなくなった。

友人B
職場の人間関係が以前の職場よりも悪化し、実力を発揮できなくなってしまった。

 

 そもそも、HSPの方は、判断するにあたって周辺情報を深く吟味し、慎重な方も多いと思いますので、転職を決断すること自体のハードルも非常に高いのではないかと思います。実際に私も、転職活動において内定先は決まっていたものの、転職を決断することができませんでした…。

 そのため、私は、HSPの方にとって、苦手なことを軽減するための習慣の変革を、まずは実施していくことが大事なのではないかと考えます。
 本ブログでは、より幸せな働き方ができるように、HSPである私自身が実践してみて有用であったライフハック術やメンタルケア術などを、記事を通じて、皆さまに提供していきたいと思います!

 なお、本ブログでお伝えすることを実践しても、すぐに効果は出ないかもしれません。自己啓発系の本のレビューなどで「本を読んで実践したら、すぐに自己変革ができました。」といった意見を散見しますが、私は、すぐに効果があらわれるということはほとんど無いと思っております。一方で、私の経験としては、社内異動などに伴って人間関係をはじめとした職場環境が変わることで、溜めた力を活かす機会が訪れました。あくまで、私個人の意見ではありますが、努力を活かす機会は必ず訪れると思いますので、HSPの皆さまにはぜひ、自分の習慣の変革を意識し続けることをお勧めしたいと思います。

 

HSPにとって、適職への最短の近道は、独立ではないか?

 さて、ここまで、HSPにとっての適職と、適職にありつくための転職という手段について、考えてきました。
 そして、転職については、「あまりに過酷な状況(心身状態が既に悪化しているなど)を除けば、転職を決断する前によく検討すべき。」という結論を出しました。
 また、現職を維持しつつ、幸せな働き方をするために大事なことは、「自分の習慣の変革」であるということも述べてきました。

 一方で、HSPにとって最も幸せな働き方という目的に立ち返ってみると、「適職のもとで働く」ということ自体は揺るがない事実となります。そのため、HSPである私自身も「適職のもとで働く」ということは諦めたくありません!

 そこで、「適職のもとで働く」ための手段を考えてみましょう。

 世の中、仕事を変えるための手段として、「転職」に限る話ではありません。「独立」という手段もあります。私は、HSPにとって、適職への最短の近道は独立であると考えております。そこで、私自身は「書く」という好きなことを活かして、本ブログをはじめました。いずれは、「書く」ことを基軸に仕事が得られるように、独立したいと考えております。

 現在は、「独立」のための手法を勉強している最中ではありますが、勉強の中で得られた有用な情報も、皆さまにお届けしたいと考えております。

 引き続き、HSPの方にとって、有用な情報がお届けできるよう尽力して参りますので、今後ともどうぞ、よろしくお願いします!

 

プロフィール・ブログ紹介

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プロフィール

 

こんにちは、ぽん乃助と申します。
東京都出身、20代後半の会社員(男)です。

 

社会人1年目の時にパワハラを受け、うつ病になってしまい、その時を境にメンタルヘルスや心理学の分野に興味を持ちました。

 

その後、自分がHSP(=敏感・繊細な人)であると分かってから、同様の悩みを抱えている人に、何か有益な情報を与えたいと決意しました。

 
 

 
 

 

 

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