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【対談】HSPの人が働きやすい環境を考える#04

私(ぽん乃助)
「HSPと働く環境」をテーマにTwitterのスペースでお話しして得られた示唆について、まとめていきたいと思います。今回は4回目です。

 

 HSPの人は、繊細で敏感な気質を持つと言われます。(正確には、良くも悪くも環境の影響を受けやすい気質のことを指します。)

 HSPコミュニティの活動を積極的にされているばっしーさんと、「HSPと働く環境」をテーマとしたTwitterのスペースの第4回を開催し、HSPの方々に参加いただき、色々なご意見をいただきました。

 そして、スペースを終えて、大事だと思ったポイントをTwitterにまとめてみました。

 今回の記事では、ここに挙げたポイントについて、さらに深く考察していきたいと思います。




スペースでの対話を通じて学んだこと

(1)自分の生活習慣を整えること

Takahiroさん
今住んでいるシェアハウスで新型コロナウイルスの感染者がおり、会社に通えない状況にありますが、(前回のスペースで話した)朝のルーティンは続けています。ルーティンの一つである「マインドフルネス瞑想」をやることで、朝の目覚めは格段によくなりました。ただ、こうした習慣は義務になってはいけないと思っています。

 

 さて、前回のスペースでも、朝のルーティンのお話があがりました。

 そして、Takahiroさんは朝のルーティンの中に、「マインドフルネス瞑想」を入れているとお話しされていました。

 「マインドフルネス瞑想」は実践が簡単なため、私も生活の中で取り入れるようにしていますが、実際には名前だけ聞いたことがあると言う人も多いんじゃないでしょうか。

 「マインドフルネス瞑想」は、色々とやり方があるのですが、要は意識を一時的にコントロールするトレーニングのようなもので、それが脳に良い影響をもたらすと言うことで話題になりました。

 街の中で歩いていて一つの音に集中するだけでも、「マインドフルネス瞑想」と近い効果を得られると言われていますので、忙しい方も実践してみてはいかがでしょうか。

 ただ、「マインドフルネス瞑想」は正しいやり方をしないと効果がないようですので、きちんとした著書等から学んだ方が良いかもしれません。

 ここでは、大学の先生が監修している「マインドフルネス瞑想」に関するNHKの記事があったので、以下に貼っておきます。

 

 

 そして、Takahiroさんはもう一つ、大事なことをお話ししていました。

 それは、「良い習慣は義務にならないように」ということでした。

 『やらなきゃ』と思って良い習慣を続けようとすると、それが逆にストレスになってしまったりするんですよね…

 なので、良い習慣を続けるにあたっては、自分の心に余裕を持てる範囲でやるのがいいんじゃないかと思います。

itsukoさん
私自身も、生活リズムを整えることを大事にするようにしています。私は、必要な睡眠時間と出社までの準備時間から逆算して、起床時間や就寝時間を一定に保っています。この生活リズムを保つツール(ある種の儀式)として、コーヒーを飲んだり、マインドフルネス瞑想を使っています。こうすることで、一日を取り戻すために夜更かしして活動するといったことはしなくても、日々を充実することができるようになりました。

 

 itsukoさんは、「良い習慣は義務にならないように」という点で、すごく大事なことをお話ししていました。

 それは、「生活リズムを保つためのツールとして、マインドフルネス瞑想などを使っている」ということでした。

 私自身も度々やってしまいますが、手段と目的が入れ替わってしまうことがよくあるんですよね。

 先ほどの「マインドフルネス瞑想」も、体調を良くするための手段にすぎなくて、これが目的になってしまうと、それこそ良い習慣が義務になってしまうのではないかと思いました。

 それと、必要な睡眠時間や出社までの準備時間から逆算して生活リズムを決めるというのも非常に合理的だと感じました。

 規則正しい生活が送れておらず、心身を崩してしまっている人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

ようへいさん
私は夜寝る前に一日を振り返って、些細なことでも良いので自分を褒めるようにしています。そうすることで、以前よりは毎晩寝つきが良くなりました。今後も、生活習慣をもっと整えられるように、自分自身と向き合っていきたいと思います。

 

 社会で生きていると、素晴らしいことをやっていたとしても、褒められるということはほとんどありません。

 それどころか、イヤなことを言われることのほうが、多いのではないかと思います。

 ようへいさんのお話を聞いていて、改めて「自分を褒める」ということは大事だと思いました。

 私は会社で毎日のように罵倒を受けていたとき、なんとか自分を保つためにやっていたこととして、「朝早く起きれた自分が偉い」と思うようにしていました。

 よく考えてみると、みんなが当たり前にやっていることであっても、すごいことってたくさんあると思うんですよね。

 特に私は朝が弱い人間なので、朝早く起きれたってだけで、すごく頑張っていることだと思うようにしています。

 そんな感じで、自分を褒めるハードルを下げるということも、自分を保つために大事なことじゃないかと思っています。

 

(2)働く環境を見直すこと

りょうたさん
私が以前勤めていたところでは、大雪で出社が困難だった状況なのにも関わらず、社長が出社できない人を物凄い勢いで罵倒していたことがありました。蓋を開けてみれば、来れない生徒も多い状況でした。私はこの会社が初めての職場と言うこともあり、辞めてから異常さに気づけましたブラック企業にいると告発する気力すら湧かなくなるのですが、こうした職場では、働く環境を見直すことも大事だと思っています。

ゲンさん
私も上司が毎日のように絶叫しているような職場におりました。ただ当時は『ブラック企業』という言葉も今ほど流行っておらず、周りからは「石の上にも3年」「他の会社に行っても同じことがある」というようなことを言われ、会社を辞める勇気が湧きませんでした

 

 このお二人の話を聞いていて思ったのは、冒頭にお伝えした「自分の生活習慣を整えること」と同時に、環境が良くない職場なのであれば「働く環境を見直すこと」も大事だと思いました。

 というのも、一日の多くの時間を仕事に費やすのですから、職場の環境が良くなければ、自分の生活を整える余裕も生まれなくなります。

 なので、「自分の生活習慣を整えること」と「働く環境を見直すこと」は、片方だけができている状態ではなく、同時に両方ができている状態であることが、前向きに過ごしていく上で大事なのだと思います。

 ただ、私自身も経験があるのですが、人間は精神的に追い込まれれば追い込まれるほど、心理的視野狭窄に陥り、「逃げる」という選択肢が思い浮かばなくなるんですよね。

 大事なのは、「自分が駄目なんだ」「自分は根性がないんだ」と一人で抱え込むんじゃなくて、誰かに相談することです。

 あと、これは私の持論ですが、抑圧された環境で働いていても、自分の判断で仕事ができないので絶対に成長できないと思います。

 その意味では、抑圧された環境で長く働けば働くほど、職務能力が身に付かず、心身は病んでいき、キャリアとして不利になっていくのではないかとも思います。

 もし、相談する相手がいないという人であっても、厚生労働省では悩み別にフラットに相談できる窓口一覧がまとめていますので、一人で抱え込んでいる方はぜひ、こうした相談窓口を活用してみてください。

 

 

ばっしーさん
休まずにストイックに仕事をし続けないといけないという根性論は、学校教育が影響しているのかも…と思うことがあります。

ゲンさん
小学校の時は、『皆勤賞』というのもありましたしね。

 

 調べてみると一部海外でも『皆勤賞』というのがあるみたいですが、「平日に休むことに罪悪感を感じる」というのは、実は学校教育も少しは影響しているのかもしれません。

 また、日本の教育では「主体性」が身に付かないと批判する意見もよく見ます。

 ただ、実は小学校・中学校・高校の学習指導要領は順次変わっている最中にあります。

 よく、「日本の教育のあり方」について、ネットで色んな意見を見ることが多いですが、自分の過去の記憶のみならず、教育は今どのように変わりつつあるのかという現状も押さえることが大事かなと、個人的には思っています。

 近年の学習指導要領の改訂については、文部科学省のサイトにわかりやすくまとめられているため、ぜひ教育に興味がある方は、ご参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

ひいらぎさん
私が入社した会社では、体育会系の会社で、社歌を毎日歌って、社訓を毎日読み、そして移動するときは走って、喋るときも大声を出さなければいけない会社でした。入社前の会社説明会等ではそんな情報は一切なかったのですが…。私は、会社に入ってすぐに心身を崩して退職しました。また、給与等に関する待遇も違法の可能性があると思われる部分もありました。今の職場でも悩みがありますが、合わない職場で働いているとそもそも生活習慣を整える気力が起こせなくなります。

 

 りょうたさん・ゲンさんのお話にも重なりますが、ひいらぎさんの会社でも、一歩間違えればハラスメントにあたる雰囲気ですし、何よりも給与等に関する待遇面でも違法の可能性があったとのことで、実際にはこういう会社は多数存在すると言われますが、実体験を聞くと改めて衝撃を受けます。

 こういう会社が未だにたくさん存在するのは、真面目に一生懸命働く方々が善意を搾取され、告発する気力も失うほど疲弊しているからだと思います。

 そして、就活生などに行われる会社説明会では、会社の良い面しか紹介されないので、ひいらぎさんのお話しのとおり、入社してからブラック企業に気づくというケースは多々あります。

 ただ、待遇に関する違法の場合(例:残業代不払い等)は証拠も明らかのため、告発した場合に勝てる確率も高いと考えられます。

 経営者視点で考えれば、低賃金で過酷な労働を強いたほうが人件費の削減につながるので、ブラック企業がまかり通ってしまう社会であれば、どんどん増殖することにつながります。

 だからこそ、ブラック企業は、社会的にも減っていかなければいけないと考えています。

 そして何よりも、ブラック企業に勤め続けていても、心身をすり減らすだけですし、自分自身のスキルは高まっていかないと考えられます。

 もし、「自分の会社がブラック企業かも?」と思っていて、相談先が分からなければ、先ほども紹介しましたが厚生労働省が相談窓口の一覧をまとめていますので、ご活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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おわりに

 さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか。

 今回は、ばっしーさんと一緒に開催した、「HSPと働く環境」をテーマとした4回目のTwitterのスペースを踏まえて、記事にまとめました。

 お話しいただいた方々・お聞きになっていただいた方々、貴重なお時間を割いていただき、本当にありがとうございました。少しでも、参考になることがあれば、大変幸いです。

 なかなか答えが出るテーマではありませんが、今後も月1回程度の頻度で、ばっしーさんとスペースをやっていく予定です。

 Twitterのスペースに参加したことがなく不安な方もいるかもしれませんが、ラジオ感覚で参加できますので、ぜひ、いらっしゃってください。

 次回は、2月19日(土)19:30からスペースを実施する予定ですので、以下のリンクから私のTwitterアカウントをフォローいただき、ぜひいらっしゃってください!

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プロフィール

 

名前:ぽん乃助

 

繊細な人の生存戦略と日常を発信/産官学連携を夢見るアラサーのリーマン/パワハラでうつ病経験/他称「バランス感のある優しい奇人」/喫茶店で読書と執筆の日々/恋愛はとても不器用/ガジェットで生活最適化/産業カウンセラー/大学専攻は労働経済学/趣味は映画とアニメとサックス/博士後期課程の受験準備中

 

 

 

 

 

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