人に嫌われるのが怖いHSPの人の不安を和らげる教訓とは?
こんにちは、ぽん乃助です。
HSP(≓繊細で敏感な性格)の人を幸せにするコトバの紹介コーナーです!
(※「HSPって何?」という人は、こちらをご覧ください。)
コトバは、人の気持ちをポジティブにもネガティブにも変えることのできる、すごい力を持ちます。
だからこそ、自分にとって良いコトバに出会えたときは、人生を幸せにするためのきっかけになったりします。
そこで、本コーナーでは、ポジティブな意味で私の心に刺さった偉人の格言や教訓、キャラクターのセリフを紹介していきます。
では、早速、「あなたを幸せにする今日のコトバ」を紹介します。
去る者は追わず 孟子(思想家)/『尽心・下』 |
このコトバ(教訓)は、一度は聞いたことがある人が多いのではないのでしょうか。
これは、中国・春秋時代の儒教の思想家である孟子(紀元前327年頃~紀元前289年頃)のコトバです。
今回は、次の本を用いて、お話を進めていきたいと思います。
さて、この本では、次のとおり書かれております。
子どものころの無視や仲間はずれといったいじめ体験が自己受容感を傷つけ、その負の感情を抱えたまま大人になる人は少なくありません。
いじめた側に問題があるはずなのに、「自分にも問題があったのでは」と思い込み、自分のパーソナリティを尊重できない状態になってしまうのです。
(中略)
自己肯定感が低いときは、ネガティブなことを受け容れることができず、拒絶への恐怖をいつも以上に感じてしまいます。
すると、その原因になっている過去の思い込みも強化されるわけです。
引用:中島輝(2019)『自己肯定感の教科書 何があっても「大丈夫。」と思えるようになる』SBクリエイティブ
人に嫌われるのが怖い…と感じるHSPの人の中には、苦手であったり嫌いであったりする人であっても、何とか好かれようと気を遣い過ぎてしまうことがあるのではないでしょうか?
実はこれ、小さい頃にあった対人関係の嫌な思い出が、強く記憶に残ってしまっていることが原因の一つだったりするのです。
更に、HSPの人は自己肯定感が低くなりがちともいわれていますので、人に嫌われたくないという思いがより一層強い人も多いのです。
さて、同書には次のとおりのことも書かれています。
こうしたケースで必要なのは、状況を客観視することと不安に対処すること。そのための手法として、私は「if-thenプランニング」をすすめました。
(中略)
「嫌われるかも」「悪口を言われるかも」と思ったときに備え、事前に「こういう行動をとりましょう」と決めておきます。
「if-thenプランニング」は心理学、脳科学など数多くの学術研究で効果が立証されていて、人間はあらかじめ「Aという状況になったときには、Bをしよう」と決めておくだけで、行動に移しやすくなることがわかっています。
引用:中島輝(2019)『自己肯定感の教科書 何があっても「大丈夫。」と思えるようになる』SBクリエイティブ
ここで言われているとおり、「嫌われるかもしれない」という心配が募るのであれば、「嫌われたときにどうすればいいのか?」ということを予め決めておけば、心配が和らぐのです。
そして、今日紹介したコトバは、私も心の中で決めている一つなのです。
他人から嫌われたらどうなるのでしょうか?
それは、自分からその人が離れていくということです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
そもそも、なぜ、他人に嫌われるとツラいのでしょうか?
それは、自分からその人が離れていくからではありません。
自分が、離れていく人を追おうとしてしまうのを想像してしまうからです。
だから、私は他人に嫌われて、その人が離れていっても、追わないということを心に決めています。
つまり、「去る者は追わず」ということなのです。
人に嫌われるのが怖くて、自分を出すことができず、生きづらいと感じているHSPの人も少なくないと思います。
でも、あなたの人生はあなたのものなんです。
決して、他人に振り回されるようなものではないのです。
だからこそ、人に嫌われるのが怖いあなたは、次のようなことを声に出して言ってみれば、心配はいくぶん和らぐかもしれません。
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さて、以前に、似たようなテーマで、名言を本ブログ記事で取り上げたことがあります。
人に嫌われるのが怖い…という悩みを抱える人は、ぜひ以下のリンクからご覧になってみてはいかがでしょうか。
八方美人で自分の本音が言えないと悩むHSPの人へ贈りたい「秋本康」の名言
また、苦手な人の対応に悩んでいる人に対しても、以前に本ブログ記事で対応策をまとめたことがありますので、こちらもぜひ以下のリンクからご覧ください!
人間関係に悩むHSPの人が苦手な人とうまく付き合うためのたった1つの方法は?
さて、今回はこの辺で、終わりたいと思います。
もし、この記事を見ていただいている皆さんにとって、今日ご紹介したコトバが、皆さんの心に刺さるものであれば大変幸いです。
では、次回も、よろしくお願いいたします!
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