謝り癖のあるHSPの人が生きづらさを改善するための2つの方法
いつも謝ってばかりで何のために生きているのだろう…、あなたはそんな悩みを抱えていませんか?
繊細な性格であるHSPの人は、相手に恐縮してしまいやすく、ついつい「すみません」と言ってしまうことがあるのではないでしょうか。
私自身も、謝ってばかりで生きづらさを強く感じていたときが長く続いていました。
今回は、そんな謝ってばかりのHSPの人に向けて、私の実体験も踏まえて、生きづらさを改善するためのたった2つの方法をお伝えしたいと思います。
「謝ってばかり」を今すぐやめた方が良い理由とは?
(1)自信なさげな印象を与え、周囲からの信頼感が下がる!
相手に悪いことをしてしまったときに、「すみません」と謝意を伝えるのは当たり前のことです。
だけれども、相手に恐縮してしまい、自分が悪いという意識がないのに「すみません」と言ってしまうのは、いいことが一つもありません。
それは、自分を卑下することにつながってしまうからです。
いつも謝ってばかりだと自信なさげな印象を持たれてしまうため、自分が頑張って調べ尽くして伝えたことでも、「この人の言っていることは本当なのかな?」と思われるようになるのです。
ちなみに、私はこんな実体験を職場でよくしてきました…。
わかる人にはわかる、この負の謝罪ループです。笑
今思えばですが、職場の先輩は自分の作成した資料ではなく、謝ってばかりの自分を見て、「資料の数字をきちんと確認したのか?」と言ってきたのです。
つまりは、周囲からの信頼感が下がっていたわけです。
冷静に見てみると、「すみません」とか「ごめんなさい」を多用していると、自信の無い資料を提出しているようにも見えますよね!
これは仕事に限らず、謝ってばかりでいると周囲からの信頼感が下がってしまうのです!
(2)相手や周囲に調子を乗らせて、都合良く利用されるようになる!
謝ってばかりは自分を卑下する、つまりは自分の地位を自ら下げることということになります。
最近は、「マウントを取る」だとか「マウンティング」だとか、そんなコトバが流行っていますが、言論上で優越的立場に立つことを好む人が多くいます。
そのため、謝ってばかりでいると、相手にやまわりの人たちによっては、優越的立場にいると思わせてしまう場合があります。
そうすると、「こいつに何言っても怒られない」というイメージが自分についてしまい、都合良く利用しようとしてくる人が多く出てきます。
例えば、こんなことを私は経験しました。
1時間後… |
こんな感じで利用されていました。
そのときは、「利用されている」という感覚は薄かったですが、今思えば、完全に利用されていますよね…これ!
この意味でも、やっぱり謝ってばかりということは、やめた方がいいと言えます。
(3)「すみません」の価値が下がり、本当に謝らなければいけない場面で謝れなくなる!
「すみません」、「ごめんなさい」、「申し訳ございません」を多発すると、自分の謝罪の価値が薄くなります。
そうすると、本当に謝らなければいけない場面で謝ることができません。
私の実体験はこんな感じです。
まぁ、いつも謝ってばかりだとこんな感じになります。
つまり、私の実体験を踏まえると、謝ってばかりだと、名目上身分制度が無いとは言え、職場等の狭い環境では最底辺の身分になるわけです。
だからこそ、謝ってばかりの人は、今すぐにやめるべきだと言いたいのです!
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謝ってばかりのHSPの人が生きづらさを改善するためのたった2つの方法とは?
(1)「すみません」を「ありがとうございます」に変換する
謝ってばかりの人にとって、一番の特効薬。
それは、「すみません」を「ありがとうございます」に変換することです!
「すみません」「ごめんなさい」「申し訳ございません」と言いそうになったら、グッとこらえて、「ありがとうございます」と言うようにしましょう。
ほんとにそれだけ?って思うかも知れませんが、変換した例を実際にお見せしましょう。
「すみません」を使う例 |
「ありがとうございます」に変換した例 |
どっちのほうが、印象が良いでしょうか?
同じ場面なのに、明らかに「ありがとうございます」を使った方が、印象が良いはずです!
もちろん、自分が明らかに謝らなければいけない場面では、「すみません」を伝える必要があります。
だけれども、ほとんどの場合は、「すみません」より、「ありがとうございます」を使った方が、好印象を与えるのです。
なぜなら、「ありがとう」は、自分の地位と相手の地位を同じくしつつも、相手を立ててあげることのできる魔法のコトバだからです!
しかも、自分自身もネガティブな気持ちにならず、ポジティブな気持ちに持っていくことができます!
だからこそ、「すみません」を「ありがとうございます」に変換するのは、簡単だけれども、自他ともに効く特効薬になるのです!
(2)相手の目を見て、語尾までしっかりと話す
コトバを変えると言うことも大事ですが、態度を変えることもとても大事です。
単に「すみません」を「ありがとうございます」に変えるだけでなく、相手の目を見て、語尾までしっかりと話すことで、効果は倍増になります。
それは、人は話す内容よりも、見た目や話し方を重視するからです。(詳細は以下のメラビアンの法則をご覧ください。)
【メラビアンの法則】
話し手が聞き手に与える影響は「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つから構成され、それぞれの情報の影響力は以下の割合であるというものです。
・言語情報(Verbal)…7%
・聴覚情報(Vocal)…38%
・視覚情報(Visual)…55%引用:BIZREACH「BIZHINT:メラビアンの法則」(2018年11月23日アクセス)
見た目と聞き方を改善するために、私が最も簡単で効果的なのは、「相手の目を見て、語尾までしっかりと話す」ということです。
これ、意識しないと結構できないんですよね。
私は、相手の目を見て話すのは苦手ですし、自信が無いときは語尾がゴニョゴニョとなってしまいがちです。
だからこそ、ここぞというときに、意識するようにしています!
ちなみに、対人関係で悩みを持っているときは、話す態度だけではなく、聞く態度も非常に大事になってきます。
以前、このことについて記事にまとめましたので、気になる方は以下のリンクからご覧ください!
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まとめ
・繊細な性格であるHSPの人は、相手に恐縮してしまいやすく、ついつい「すみません」と謝ってしまいがちになるときがある。 ・でも、「すみません」と謝ってばかりなのは、次の3つの理由から生きづらくなるため、やめた方が良い!
・謝ってばかりのHSPの人が生きづらさを改善するためのたった2つの方法は次のとおり!
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おわりに
さて、今回の記事はいかがでしょうか。
私の体験が色濃く出てしまいましたが、その分、謝ってばかりを改善することで、職場の対人関係を実際に変えられたので、皆さんに伝えたいと思い、記事にしてまいりました。
実はこれ、職場の先輩に言われて気づいたんですね。
「いつも謝ってばかりだけど、謝らなくて良いところで言っているから、損してるよ!」…と。
今思えば、このコトバには本当に感謝しています。
自分の状況って、人に言われないと意外と気づきませんからね。
話は変わりますが、繊細な性格であるHSPの人は、仕事で生きづらさを感じているという人が多いと言われています。
私自身も同じ思いを感じており、今回の記事は、私の実体験上ではありますが、仕事での生きづらさを改善するためにも大いに効果があると思いますので、ぜひ試してみてください!
このほかにも、以前に、仕事での生きづらさを改善するための方法を記事にまとめましたので、こちらもご参考にしていただければ幸いです。
感受性が強すぎるHSPの人がするべき仕事での生きづらさの対処法!どうすればいい?
それでは、今回はこの辺で終えたいと思います。
もし、今回の記事が、悩んでいる方にとって、少しでもお役に立てたのであれば、大変幸いです。
それでは、また次回も、よろしくお願いいたします!
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