板挟みで何が正しいのか分からずに悩むHSPの人への教訓とは?
こんにちは、ぽん乃助です。
「あなたを幸せにする今日のコトバ」のコーナーです!
コトバは、人の気持ちをポジティブにもネガティブにも変えることのできる、すごい力を持ちます。
だからこそ、自分にとって良いコトバに出会えたときは、人生を幸せにするためのきっかけになったりします。
そこで、本コーナーでは、ポジティブな意味で私の心に刺さった偉人の格言や、キャラクターのセリフを紹介していきます。
では、早速、「あなたを幸せにする今日のコトバ」を紹介します。
我思う、ゆえに我あり。 ルネ・デカルト(フランスの哲学者、数学者)の名言 posted with カエレバ |
さて、今日紹介する名言は、一度は聞いたことがある人も多いでしょう。
おそらく、高校のときの「倫理」の授業で学んだであろうデカルト(哲学者)の名言であり、哲学用語の中でもトップクラスに有名なコトバなのではないでしょうか。
さて、「倫理」といえば、当時、高校生の私は「何のために存在する学問なんだろう?」と思っていました。
だけれども、よくよく考えてみると、幸せに生きるための考え方のヒントがたくさんつまっていたように思えます。
最近は、「倫理」で生徒たちを諭すといったマンガも出ていて、面白かったりします。
雨瀬シオリさんという作者なのですが、ラグビーをテーマとした「ALL OUT!!」という過去作のマンガの方が有名かもしれません…。
「倫理」で習う哲学思想は、年を取れば取るほど、面白くて、ためになることも多く学ぶことができます。
でも、どのように学べばいいか分からない…、という方には、『史上最強の哲学入門』という本が超オススメです!
偉人の思想がカテゴリ別に整理されており、とてつもなく端的に、分かりやすいコトバでまとめられているため、高校の「倫理」で学んだことの真意がよく理解できました。
さて、様式美のように、話が脱線してしまいました。笑
今日のお話は、哲学の歴史にも通ずるところがあります。
哲学は、「真理とは何か?」という命題で、多くの人が思想を展開してきた足跡といっても過言ではありません。
そして、「真理とは何か?」という命題に対して、もの申した一人が、今回名言を紹介したデカルトとなります。
例えば、仕事でキツい場面と言われる一つが、板挟みの状態です。
言い換えると、ある人はAという意見と言っていて、ある人はBという意見を言っていて、その意見に挟まれながら何らか答えを出していかなければいけないという状態ですね。
恐らく、繊細な性格のHSPの人は、両者の意見を尊重してしまい、結局どっちつかずの自分としては納得できない答えを出してしまうこともあるのではないでしょうか?
でも、Aという意見が正しいのか、Bという意見が正しいのか…それは時代背景や会社の状況といった環境によって正しさをはかる尺度が変わってくるので、答えなんてないのです。
それでは、今日のデカルトの名言に戻りましょう。
これは、デカルトが真理の正体を追い求めた結果、「世の中に正しさを測る絶対的尺度はないけれども、今疑問を感じている自分という存在は真実」という結論に至り、それをコトバにしたものなんです。
だからこそ、仕事で板挟みにあって答えに迷ったときは、自分の心に立ち返ればいいのです。
Aという意見とBという意見…、どっちが正しいのかは、自分で考えればいいのです。
絶対的な答えなんてないのだから、人の顔色をうかがいすぎず、自分で決めてしまえばいいのです。
結果的に、自分が選んだ結論が間違っていたっていいのです。
だって、未来のことなんて誰にも分からないですから…。
でも、自分で考えて、自分で答えを出すという過程が大事なんです。
なぜならば、自分で考えることで、自分が出した答えに納得がいくからです。
逆に、納得しないことを、仕事で進めるのって相当ストレスが溜まりませんか?
そう考えてみると、板挟みの状態にあったときは、何かを決めざるを得ない状況なので、自分の答えを出すチャンスといえるのかもしれません。
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さて、板挟みのケースに限らず、繊細な性格なHSPの人は、仕事で疲れてしまうことも多いですよね…。
本ブログでは、以前、仕事で疲れたときの対処法を記事にまとめましたので、気になる方は、ぜひ以下のリンクからご覧ください!
HSPの人が仕事で疲れたときにうまくいくための9つの「すぎない」とは?
逆に、HSPの人が、感受性の強さや繊細さを仕事に活かすための方法も、以前、記事にまとめましたので、気になる方は、ぜひ以下のリンクからご覧ください!
感受性が強すぎるHSPの人がするべき仕事での生きづらさの対処法!どうすればいい?
それでは、板挟みで何が正しいのか分からなくて悩むHSPの人に向けて、改めてこのコトバを贈りたいと思います。
我思う、ゆえに我あり。 |
さて、今回はこの辺で、終わりたいと思います。
もし、この記事を見ていただいている皆さんにとって、心に刺さるコトバであれば、大変幸いです。
では、次回も、よろしくお願いいたします!
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