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HSP働き方戦略室|明日から使える処方箋をあなたに。

HSPの人にオススメしたい映画のような余韻に浸れる漫画2選!

 繊細で敏感なHSPは、人の気持ちに共感や同調しやすいので、いつも気を遣い、常に神経を高ぶらせた状態で生活しています。

 そんな、HSPの方の7割が内向型人間で占めているそうです。(HSPの特徴については、以下のリンクから詳細をご覧ください。)

 

 

 そこで、今回の記事では、HSPである私自身にとって内向型の趣味である漫画の中で、お勧めの作品を紹介したいと思います。

 さて、その前に、まずはHSPの方の好みを自分なりに整理してみたいと思います。

 HSPは以下の特徴は以下のとおりです。

【HSPの特徴の一部】

・豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい

・脳での情報処理のレベルが高いために、環境の小さな変化にも気づく

・相手の喜怒哀楽をまるで自分のことのように感じられる

・美術や音楽に深く心動かされる。

参考:長沼睦雄(2018)『大人になっても敏感で傷つきやすいあなたへの19の処方箋』SBクリエイティブ

 つまり、以上の特徴などからHSPの方は、非HSPよりも、空気感や雰囲気を深く・細かく理解できるのだと思います。

 これは、HSPの方については、右脳が優れているためと考えられています。

 私も実感があり、音楽を聴いた場合に、歌詞よりもメロディーのほうが印象に残る場合が多く、これは右脳による影響が大きいためだと思っております。

 これらの点を踏まえると、HSPの方は空気感や雰囲気がにじみ出ている作品が好きなのではないかと思います。

 そして、これは私個人の見解ですが、「落ち着いているけれども、独特な不思議さやオシャレさを持つ空間」が、HSPは好むのではないかと思います。

 例えば、カフェや神社といったイメージが挙げられます。

 そこで、私が推したいのは、「落ち着いているけれども、独特な不思議さやオシャレさを持つ空間」を描いている町田洋さんの漫画です。

 この漫画、本当に空気感や雰囲気がにじみ出ているんです!

 私はこれらの漫画を読んでいて、セリフだけではなく、気温・臭い・音といった五感による情報が頭を駆け巡りました。

 あたかも、そこの世界の住人になったかのように…。

 どちらも1巻完結ですし、短編集なので、普段漫画を読まない方にもお勧めです!

 

■町田洋(2014)『夜とコンクリート』祥伝社

 静寂な雰囲気に哀愁が漂う短編集です。

 絵のタッチはシンプルで叙景的ではありますが、人の感情や暖かさ・匂いといった空気感が伝わってきます。

 収録されている話は全て、「夢・理想」から「現実」に引き戻される瞬間をテーマとして描いていると思うのですが、その瞬間に感じる切なさや今を生きようと決意する感覚が目の前に広がってくるようでした。

 不思議と涙しそうな余韻に浸れ、何度でも読みたくなる作品です。

 

■町田洋(2013)『惑星9の休日』祥伝社

 地球とは違う「惑星9」を舞台とした、短編集です。

 とにかく、「ただただ美しい」です。

 日々疲れを感じながら生きている私たちの生活の中でもごくまれにあるような、風景が素晴らしくて時が止まったような感覚におちいったり、物思いにふけて自分の世界に入り込んだりといった、現実を忘れるくらいの美しさや哀愁を感じる瞬間が、本作には詰まっています。

 そして、ラストページの演出は、本作品にふさわしい締めとなっています。良い余韻に浸れて、気持ちよく眠れる気持ちにしてくれる一冊です。

 

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プロフィール

 

名前:ぽん乃助

 

社会の荒波に揉まれ、猫の皮を被ることになった繊細な人間。世の人間たちの間では、繊細な気質のことをHSPと謳って色んな情報が溢れる中、猫の穿った目線で処世術のヒントっぽいことを呟く。猫パンチのない、穏やかな世界が好き。箱の中で生死を待つのではなく、箱の外に出ることを選択するシュレーディンガーの猫になりたい。

 

 

 

 

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