自分を変えることができないと悩むHSPの人への教訓とは?
こんにちは、ぽん乃助です。
「あなたを幸せにする今日のコトバ」のコーナーです!
コトバは、人の気持ちをポジティブにもネガティブにも変えることのできる、すごい力を持ちます。
だからこそ、自分にとって良いコトバに出会えたときは、人生を幸せにするためのきっかけになったりします。
そこで、本コーナーでは、ポジティブな意味で私の心に刺さった偉人の格言や、キャラクターのセリフを紹介していきます。
では、早速、「あなたを幸せにする今日のコトバ」を紹介します。
人は、長所ばかりを好きにならない。 【桜花賞/JRA】新聞 2011年 コピーライター:魚返洋平(電通) |
これは、2011年の競馬の広告で使われたキャッチコピーです。
最近は、ある理由から少し競馬が好きになり、このコトバを知りました。
意外と有名なキャッチコピーのようで、競馬を知らなくてもこのコトバを知っているという人も、いるようです。
さて、なんで競馬が好きになったかというと、これまたアニメの影響です…。
2018年に放映された、競馬をテーマとした「ウマ娘」というアニメが非常に面白かったのです。
かつての名馬たちが、女の子に例えられて(いわゆる擬人化というやつ)、徒競走をするといったなんとも、とっつきにくい感じなのですが…。
見てみると、しっかりとスポ根していて、物語の展開がテンポ良く、非常に熱く、そして泣けるといった、心に響く作品でした。
で、このアニメがすごいのは、史実に忠実なシーンが多く、本当の競馬自体の印象も非常に変わるんですね。
今まで単なる賭け事だと思っていた競馬が、ドラマのある馬同士の戦いだとみることができるようになりました。
かつての名馬であるサイレンススズカの「沈黙の日曜日」といった悲劇は、競馬を知らない人でも心が痛くなるような、そんなドラマを感じさせます。
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さて、いつものごとく話を脱線させてしまったのですが、そんな競馬の広告で使われたキャッチコピーが、今回ご紹介したコトバとなります。
自分のことが好きになれない…だから、自分を変えたい…。
あなたも、そんな思いをお持ちなのではないでしょうか。
こういう思いを持っている人は、自分の短所にコンプレックスを感じている場合が多いはずです。
だから、短所をなくしていけば、幸せになれる。
そんな風に、考えるわけです。
ただ、自分の短所を変えるのって、そんなに簡単じゃないですよね。
たとえ、自分の短所を変えても、ほかの短所ばかり気になってくるわけです。
でもね、短所があるからといって、他人から嫌われるわけじゃないんです。
むしろ、人を寄せ付ける愛嬌になっている場合もあります。
恐らく、仲の良い友人でも、そういった部分を魅力と感じさせる人がいるのではないでしょうか。
短所と長所は、裏返しの関係だったりしますしね!
例えば、「飽きっぽい」が短所な人は、「好奇心が強い」という長所を持っていたりします。
なんなら、自分の短所は、自分が短所だと思うから、短所になってしまう場合だってあるのです。
今回、私が伝えたいのは、何でもかんでも自分を変えるのではなく、うまくいっているのであれば変えないということも大事だと言うことです!
これは、心理カウンセリングの技法であるソリューションフォーカストアプローチの基本原則としても、挙げられています。
【ソリューションフォーカストアプローチ(解決志向)のルール】
①もしうまくいっているなら、変えようとするな
②もし一度やってうまくいったのなら、またそれをせよ
③もしうまくいっていないのであれば、何でもいいから違うことをせよ
森俊夫・黒沢幸子(2002)
「<森・黒沢のワークショップで学ぶ>解決志向ブリーフセラピー」
ほんの森出版
日々の生活がうまくいっているのであれば、短所であっても、無理に変える必要はないのです。
日々の生活がうまくいかなかったら、はじめて、変えていけばいいのです。
もちろん、自分の短所に気づき、自分を変えようとする努力はとても…とても大事です。
だけれども、自分の短所ばかりをみてしまうと、自分が嫌いになってしまい、日々の生活も楽しくないものになってしまいます。
だからこそ、幸せな日々を送るためには、意識的に自分の長所を探して、自分を好きになる努力をしていくことも大事だと思います!
そして、自分を変えることができないと悩むあなたに、改めてこのコトバを贈りたいと思います。
人は、長所ばかりを好きにならない |
さて、今回の記事に関連しますが、幸せな日々を送るためには、幸せなことを受け身で待つのではなく、幸せなことを自分から感じ取る力が必要になります。
以前にこのことを記事にまとめましたので、気になる方は、ぜひ以下のリンクからご覧ください!
さて、今回はこの辺で、終わりたいと思います。
もし、この記事を見ていただいている皆さんにとって、心に刺さるコトバであれば、大変幸いです。
では、次回も、よろしくお願いいたします!
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