HSPの人が失恋しても動揺しないためのたった3つの方法とは?
さて、今年もクリスマスがやってきましたね。
恋人がいるひとも、そうでないひとも、恋い焦がれる時期なのではないでしょうか…?
突然ですが、私はつい先日、失恋しました。
恐らく、このブログを見ている人の中に、失恋してから立ち直れない人もいるかも知れませんね。
HSPの人は繊細な性格のため、一回の失恋でも、人一倍傷ついてしまう人もいることでしょう。
だけど、以前は失恋で動揺しやすかったHSPの私は、今回の失恋に対して、ノーダメージというのは少し言い過ぎですが、あまり動揺しませんでした。
それは、ある方法を実践していたからです。
今回は、その方法を伝授します!!
繊細な性格のHSPの人が失恋で動揺しやすい理由は?
さて、具体的な方法に入る前に、なぜ繊細な性格のHSPの人が失恋で動揺しやすいのかということを考えていきましょう。
このことについては、まず、HSP関連の本から引用をさせていただければと思います。
HSPは感性が豊かなので、恋の仕方がドラマティックで強烈になります。周りが見えなくなるほど、その人のいいところを見つめすぎてしまうかもしれません。
(中略)
HSPは依存したり、相手に支配されてしまうことがよくあります。
引用:長沼睦雄(2017)『敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本』永岡書店
さて、このことから、私はHSPの恋愛について、次の2つのことが言えると考えています。
①HSPの人は感性が豊かなため、人を好きになりやすい ②HSPの人は、好きな人への思いが強すぎて、ほかのことが考えられないくらい夢中になりやすい |
そのため、HSPの人は、失恋をしてしまったときには、人一倍虚無感を感じてしまい、更にはその後も心の動揺が続いてしまいやすいのだと思います。
逆に言えば、好きな人に夢中になりすぎないように自分の心をセーブすれば、心の動揺は防げるということになります。
それでは、ここからは、具体的な方法をお伝えしていきたいと思います!
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繊細な性格のHSPの人が失恋しても動揺しないためのたった3つの方法とは?
(1)「なぜその人のことが好きなのか?」という理由をシンプルに考えること
あなたには、好きな人がいるかもしれません。
そして、その人のことを考えれば考えるほど、その人のことが好きな理由が、いくつも思い浮かび上がってくるのではないかと思います。
でも、実はこの想像が、好きな人に夢中になりすぎてしまう理由のひとつなのです。
つまり、好きな人のことを考えすぎると、「自分にはこの人しかいない!」という、依存的状態をもたらしてしまうのです。
依存的状態になっている中で、失恋をしてしまうと、心の動揺はとてつもなく大きいものになってしまいます。
そこで、私は「なぜその人のことが好きなのか?」という理由をシンプルに考えることが大事だと思っています。
具体的には、好きな理由を、ひとつやふたつだけ強く考えるようにしておけばいいのです。
「一緒にいると面白いから」「笑顔が素敵だから」「趣味が合っているから」…理由はいくつもあると思いますが、心に決めたこと以外は考えないようにすること!
そうすると、失恋したときに、「自分にはこの人しかいなかったのに…!」とはならず、「別にこの人以外にも素敵な人がいるかも…?」という発想になれるわけです。
これが、一つ目の方法です!
(2)絆の深い友人を作ること
母親がむかし、韓流ドラマにハマっていたとき、主人公のセリフでこんなことを言っていました。
恋人は途中で関係が終わってしまうから、友だちでいたい…
もっと、ドラマティックで胸キュンなセリフだった気がしますが、趣旨はこんな感じでした。
さて、このセリフでも分かるとおり、恋人は途中で関係が終わるかも知れませんが、絆の深い友人は一生ものの関係となります。
いつでも連絡ができて、一緒に飯を食ってるだけで時間が過ぎてしまい…そして気兼ねなく何でも言い合える絆の深い友人がいると、ひとつの失恋くらいどうでも良くなるくらい、自分にとっては小さいことになります。
逆に絆の深い友人がいないと、自分の交友関係が「好きな人」だけに気持ちが集中してしまうので、失恋したときに心に大きな穴が空いてしまうのです。
恋愛に夢中になっているあなたは、もしかすると、絆の深い友人をつくることが先決なのかも知れません…。
これが、二つ目の方法です!
(3)夢中になれる趣味などを持つこと
さて、先述のとおり、HSPの人が失恋して動揺しやすいのは、好きな人ばかりに夢中になってしまうからだと考えています。
逆にいえば、ほかにも夢中になれることを持っていれば、失恋をしたとしても心の動揺は小さくなります。
私は「夢中になれる」ということは、人間にとっての一番の生きがいになのではないかと考えています。
時間を忘れ、空腹を忘れ、睡眠を忘れ…そんなときを過ごしたあとは、皆さんも清々しい気持ちになりませんか?
こういう時間があるからこそ、人は明日を生きたくなるのではないかと思っています。
もちろん、好きな人に夢中になる時間もとても大事です。
でも、恋愛は、途中で突然終わりがくることも多々あります。
だからこそ、私は、夢中になれる趣味などを持つことが大事だと思っています!
これが、今回ご紹介する三つ目の方法です!
ちなみに、趣味を充実させることで、自己肯定感が高まり、ひとりでいても幸せな気持ちを増やすことができます。
自己肯定感を高めるための趣味の充実のさせ方について、以前に記事にまとめましたので、ぜひ以下のリンクからご覧ください!
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HSPの人の理想の恋愛の仕方や気持ちの切り替え方とは?
さて、今回は、HSPの人が失恋しても動揺しないための方法をまとめてきました。
繰り返しになりますが、HSPの人は、恋愛に関して次の2つの特徴があると私は考えています。
①HSPの人は感性が豊かなため、人を好きになりやすい ②HSPの人は、好きな人への思いが強すぎて、ほかのことが考えられないくらい夢中になりやすい |
この特徴がゆえに、好きな人と付き合っていても、悩みを抱えるHSPの人は多いと思っています。
そのため、HSPの人は本能のままに恋愛するよりも、すこし考えを持って恋愛に臨むことが大事だと考えています。
以前に、HSPの人に向けて、疲れたり失敗しないための理想の恋愛の仕方を記事にまとめていますので、気になる方は、ぜひ以下のリンクからご覧ください!
HSPの人が恋愛で疲れたり失敗しないためのたった2つの方法とは?
それから、「今日の記事を読んだけれども、どうしても心の動揺が抑えられない…」と悩んでいる方もいることでしょう。
そんな方は、気持ちを切り替えることがとても大事です!
このことについても、以前に記事をまとめたことがありますので、ぜひ以下のリンクからご覧ください!
HSPの人が失恋し気持ちを切り替えるためのたった1つの秘訣とは?
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まとめ
・HSPの方は、繊細な性格のため、失恋をしてしまったときには、人一倍虚無感を感じてしまい、更にはその後も心の動揺が続いてしまいやすい。 ・好きな人に夢中になりすぎないように自分の心をセーブすれば、心の動揺は防げる。 ・繊細な性格のHSPの人が失恋しても動揺しないための方法は次のとおり。
・HSPの人は本能のままに恋愛するよりも、すこし考えを持って恋愛に臨むことが大事! |
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おわりに
今回の記事はいかがでしたでしょうか。
今日、この記事を書いた日は、クリスマス真っ只中ということで、恋愛に関するテーマを記事にしてきました。
「クリスマスに失恋なんてテーマはやめてよ!」という人もいるかもしれません。
でも、クリスマス前に悲しい出来事が起きた人が、ここにいるのです…。
私のように…。(以下は、先日失恋した後の私のTwitterです。笑)
でも、私は昔のように失恋に動揺することがなくなったので、そのための方法をまとめたいと思い、この記事を書いています。
もしかすると、このクリスマスにひとりで悲しんでいる方もいるかもしれません。
また、今、恋人と幸せな時間を過ごしている人にとっても、この記事はためになるかもしれないと思い、書き綴っていました。
ちなみに、HSPの人が恋に動揺…といえば、本のタイトルにもなっています。
この本は、HSPの世界では、その定義をつくって広めたということで有名なエレイン・N. アーロン先生の著書です。
実はこの本、絶版になってしまったため入手するのが難しく、私も読んだことがありません。
いつかは古本屋で見つけて、読んでみたいと思っていますが…。
少し、本題からから外れてしまいましたが、HSPの人は「恋」に動揺してしまいやすいからこそ、本のタイトルにもなっているのだと思います。
また、「HSP」と「恋愛」というコトバはGoogleの検索では一緒に調べられていることが多く、恐らく、HSPの人は繊細な性格がゆえに、恋愛に悩むことが多いのではないかと思っています。
今日は、そんな恋愛に思い悩むHSPの人の一助になればと思い、記事にまとめてきました。
もし、悩んでいる方にとって、少しでもお役に立てたのであれば、大変幸いです。
それでは、また次回も、よろしくお願いいたします!
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