自分の大切な人が悩んでいるHSPの人への教訓とは?
こんにちは、ぽん乃助です。
「あなたを幸せにする今日のコトバ」のコーナーです!
コトバは、人の気持ちをポジティブにもネガティブにも変えることのできる、すごい力を持ちます。
だからこそ、自分にとって良いコトバに出会えたときは、人生を幸せにするためのきっかけになったりします。
そこで、本コーナーでは、ポジティブな意味で私の心に刺さった偉人の格言や、キャラクターのセリフを紹介していきます。
では、早速、「あなたを幸せにする今日のコトバ」を紹介します。
人は、人の傘になれる。 【愛媛県】ポスター 2010年 コピーライター:石本香緒理(電通名鉄コミュニケーションズ) |
これは、2010年に作られた、愛媛県の自殺防止ポスターです。
このキャッチコピーには続きがあります。
大事なので、全文を記したいと思います。
会社の中も 学校の中も 電車の中も 家の中でも、雨が降っていた。 自らいのちを絶つ。その多くは、「うつ」など心の病によるもの。心の病の早期発見・治療が、いのちを守ることにつながります。眠れない日が続いている、いつになく元気がない、ずっと疲れているみたい。あの人の「いつもと違う」は、心の雨を知らせているのかもしれない。 大切な人の「心の雨」に気づいてください。心を守り、自殺を防ぐ。 【愛媛県】ポスター 2010年 コピーライター:石本香緒理(電通名鉄コミュニケーションズ) |
このキャッチコピーは私にとっては、非常に心打たれるキャッチコピーです。
以前、私は上司からのパワハラが原因で、うつ病になったことがあり、分かったことが一つあります。
それは、うつ病になると自責の念が強くなるため、自分で自分の身を守ることができなくなり、また自分が窮地に追い込まれれば追い込まれるほど、他人が自分を助けてくれないということです。
よく、「うつ病になったら休みなさい!」といわれますが、そんな簡単なことではないのです。(以前に、私の経験を踏まえて、このことを記事にまとめたことがあります。気になる方は、ぜひ以下のリンクからご覧ください。)
HSPの人がうつ病になったときに休職できない3つの理由とは?
そして、私は学生時代に、自殺で友人を亡くしています。
そのときは、悩んでいる様子に気づくことができませんでしたが、今思えば、なんとなく異変があった気がします。
当時の私は、ひとりの友人を救えなかったことを後悔していました。
しかし、社会人になり、自分もうつ病を経験することで彼の苦しさを少しは知ることができたと思いますし、この経験をきっかけに、私はひとりでも多くの悩みが解消したいと思うようになりました。
先ほどの内容と重複してしまいますが、うつ病になってしまうと自責の念が強くなってしまい、「自分が悪い」ということが頭を駆け巡り、他人に助けを求める力がなくなってしまいます。
また、自分が窮地になればなるほど、他人が助けてくれなくなります。
それは、自分の負のオーラが強くなり、周囲の人にとっては巻き込まれたくないという意識が強くなるからです。
「うつ病の人にかけてはいけないコトバ」など、よく聞くことがあります。
でも、それを聞いて、「うつ病の人に近づきづらい…」とは思わないでほしいのです。
だって、何も話しかけられないよりは、絶対に周囲の人から話しかけられた方が良いですから。
少なくとも、当時、私がうつ病だったときはそうでした。
人からかけられた善意のコトバであっても、自分の心がより傷つくこともありました。
でも、それはうつ病のときの心が複雑すぎて、どんなコトバをかけられても負に変換してしまうからです。
周囲の人が長くサポートし続けることで、心は回復してくるのです。
つまりは、人を救えるのは人しかいないのです。
私は、この記事を見ている方に、次のことを覚えておいてほしいと思っています。
自分の大切な人が悩んでいるのであれば、寄り添ってあげること |
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「大切な人が悩んでいて、困っている…」で終わらないでほしいのです。
かけるコトバが間違ったっていい。
あなたが寄り添ってあげることで、助けられるのかも知れないのです。
あなたの大切な人は、あなただけしか助けてあげることができません。
助からなかった後では、後悔しても後悔しきれません。
HSPの人は、敏感で繊細な性格であるため、大切な人の異変に気づけることも多いでしょう。
だからこそ、改めてこのコトバをお伝えしたいと思います。
人は、人の傘になれる。 |
人の悩みに向き合うことは、自分にとってもプラスになります。
なぜなら、助けたいという思いを持って他人に接することで、自分の心もポジティブになるからです。
失敗したっていい、とにかく人に寄り添ってあげることを大切にしてほしい…。
それは、あなたにとっても、大切な人にとっても、良い方向に導くと信じて…。
さて、今回はこの辺で、終わりたいと思います。
もし、この記事を見ていただいている皆さんにとって、心に刺さるコトバであれば、大変幸いです。
では、次回も、よろしくお願いいたします!
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