マルチタスクが苦手ならミニマリストになろう!断捨離の3つのコツも
本ブログでは、心が繊細なHSPの人をはじめ、”生きづらさ”を感じる当事者やその支援者に向けて、心理学などの記事をまとめています。
さて、HSPの人をはじめ、マルチタスクが苦手だという人は多く見受けられます。(HSPの詳しい解説は、こちらからご覧ください。)
少し前に、マルチタスクが苦手な人は、そもそもマルチタスクが発生しない状況をつくることが大事であることを、以下の記事で述べました。
HSPの人が転職せずにマルチタスクを克服するたった1つの方法
今回は、その第二弾の記事です。
本日の記事では、そもそもマルチタスクが発生しない状況を作り出すために、仕事でも私生活でもミニマリストになることをおススメしていきます!
私は思い切って年末に、会社のデスクと自室を大規模に片付けをし、実体験から断捨離にあたって大事だと思ったコツもお伝えしていきます。
ぜひ、最後までご覧ください!
この記事の目次
マルチタスクが苦手な人にミニマリストになることをおススメしたい理由
PRESIDENT Online「人間は本質的に”マルチタスク”はできない」(アクセス日:2020年1月20日)の記事によると、「人間は本質的にマルチタスクはできない」と脳神経科学者は主張しています。
それでは、マルチタスクが得意な人はどんな人なのでしょうか?
それは、「作業を同時並行できる人」ではなく、「一つの作業に集中し、作業終了後に次の作業へ切り替えることが上手な人」だと、考えられています。
つまり、逆に考えれば、マルチタスクが苦手な人は、「仕事・人間関係・職場環境等のあらゆる機微まで気になってしまい、一つの作業に集中できずに、同時並行で作業をしようとする人」が多いのではないかと、考えられます。
同時並行で作業しようとすると、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」という気持ちになったり、「どこから手をつけようか…」という気持ちになったりします。
恐らく多くの人が経験していると思いますが、何をしようか迷っているときって、すごくストレスがたまりますよね?
DaiGo氏の著書『自分を操る超集中力』によると、人間は選択することや意志決定することが多くなれば多くなるほど、疲れがたまっていくことが科学的にも言えるそうです。
このお話で、真っ先に出てくるのは、スティーブ・ジョブズ氏のお話ですよね。
同じ服を何着も購入し、毎日同じ服しか着なかったというのは、有名な話です。
彼は、「『今日は何を身に付けるのか?』という選択に頭を使いたくなかったから」と言っていますが、これは理にかなっているというわけです。
さて、そう考えてみると、マルチタスクが苦手な人にとって、あれこれ悩まない状況を作り出すことが大事なのではないかと考えたわけです。
そして、究極的にシンプルな環境であるミニマリストになることは、あれこれ悩まない状況に直結すると思ったのです。
ということで、2019年末に会社のデスクと自室で断捨離を断行したところ、まだ間もないですが、「あれこれ悩む」時間が減ってストレスフリーになったんです!
ただ、ミニマリストになること(断捨離をすること)は、心が揺らぎそうになる瞬間も多く、心身ともに想像以上に負荷が大きかったです…。
ということで、心が折れずに断捨離するための3つのコツを、私の実体験からお伝えしたいと思います。
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断捨離にあたっての3つのコツ
(1)断捨離の目的を決める
私は先日、こんなツイートをしました。
部屋の掃除をして、作業環境を
構築したら、YouTuberっぽい
部屋になりました。 pic.twitter.com/1aINSitl6T— ぽん乃助@心理学Vtuber&ブロガー (@suke_of_pon) January 2, 2020
そう、私は断捨離にあたって、はじめから目的を持っていました。
それは、YouTubeの配信をはじめるにあたって、最適な環境を構築するとともに、家でグダグダしている時間を減らしたいという目的です。
会社のデスクも徹底的に断捨離しましたが、「資料どこにいったっけ?」の時間があまりにストレスだったので、この時間をなくしたいという目的がありました。
実際にやってみて思いましたが、断捨離って思った以上に時間も労力がかかるので、モチベーションが中途半端だと絶対に心が折れると思います。
私も、何度も片付け中に心が折れそうになりました。
だけど、最後まで折れなかったのは、こういう環境にしたいという強い目的があったからです。
ちなみに、自室の片付けをしているとき、一日長いときは夕方の4時頃に始めて、気づいたら朝の9時になっていた日もありました。笑
なので、どんな目的でも良いと思います。
断捨離するにあたっては、心が折れないモチベーションを持つためにも、目的を決めることが大事だと考えます!
(2)手放すものを極力悩まないためにルールを決めておく
断捨離をはじめていくと、ひとつひとつ手放すものを選別し、気づいたら思い出の品に浸っている…なんてことがよくあると思っています。
なので、私が断捨離をしていて思ったのは、「極力悩まないこと」が大事だと思いました。
まず、片付けをはじめると、自分の部屋で一番大きな荷物から手をつけることになると思います。
私が自室を片付けた例では、部屋で一番大きな荷物は、本、書類、服・靴でした。
なので、手放すものをひとつひとつ選別しないために、私の場合は以下のようなルールを決めていました。
【私の断捨離ルール(例)】 ・本:小説と漫画はすべて手放す(電子書籍に以降)。実用書は選別する。 ・書類:証明書以外で大事なものはスキャンして、すべて捨てる。 ・服・靴:買い直さないと思うものは、すべて捨てる。 |
シンプルなルールですが、ルールを設けるだけで、断捨離がすごくはかどりました。
これから断捨離をする方にとっても、ルールを予め決めておけば、手放すものに悩まなくなるので効果的だと思っています。
ちなみに、本や服・靴は、ダンボールで郵送する(集荷してもらう)だけで買い取りしてくれるネット業者が多数あり、非常に便利でしたので、併せてお伝えしておきます!
(3)物を増やさない環境・ルールを構築する
さて、荷物が片付いて晴れてミニマリストになったと思っても、その後も荷物は増えていき、元に戻ってしまう可能性は大いにあります。
なので、片付いた後こそ、物を増やさない環境を構築することが大事だと思っています。
私が実際に、物を増やさないためにやったことは、以下のとおりです。
【私が物を増やさないためにやったこと(例)】 ・Kindle端末(スマホでも代用可)を購入し、小説と漫画は絶対に紙で購入しない。 ・電子ノートを購入(電子ノートはiPad等でも代用可)し、紙のノートや手帳を使わない。 ・書類はスキャナー癖をつける。 ・新しく服や靴を買うなら、古いものを何か捨てる。 ・使わないけど価値がありそうなものを入手したら、メルカリ等に出品する。 ・荷物を捨てられない原因になるため、収納ボックスは増やさない。 |
これ以外にも、たくさん工夫されている人もいらっしゃるかと思います。
ただ、大事なのは、「①そもそも増やさないようにする」「②入手したら、その分何かを捨てるフローを作る」といった、2点だと思っています。
今は、スマホで色んなことができるようになってきたので、スマホをうまく活用することも、断捨離にあたっては一つのキーポイントだと思っています。
ということで、片付いた後も油断せず、物を増やさない環境・ルールを構築することが、私は大事だと思っています。
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おわりに
さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか。
久々に、自分の体験が強めな記事となりました。
部屋の状況は、自分の心の状況を反映していると良く言われます。
でも、逆に考えてみれば、部屋の状況を変えてみれば、自分の心の状況も変わるかもしれません。
人の心って面白い物で、「原因を解決すれば、問題を解決できる」ということが、当てはまらない場合もあるのです。
例えば、私の場合は以前にうつ病を患っていましたが、いつ治ったのかというのは思い出すことができません。
色んな事がかみあって、徐々に快方に向かっていきました。
なので、人の心を考えるにあたっては、原因だけを追うことが大事ではないかと思っています。(因果を逆に考えてみたりすると、道が開ける場合もあります。)
さて、かなり話題がズレてしまいましたが、断捨離をしてミニマリストになってからは、日々の生活が本当に快適です。
私もそうですが、マルチタスクが苦手な人ほど、選択や悩みが減り、ストレスが軽減できると思います!
なので、ぜひ、今回の記事を参考にしてみて、断捨離をしてみてはいかがでしょうか?
それでは、今回の記事は、この辺で終えたいと思います。
もし、悩んでいる方にとって、少しでもお役に立てたのであれば、大変幸いです。
また次回も、よろしくお願いいたします!
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